2006年 02月 27日
ヴェラ・ドレイク |
評価:☆☆☆
善良で働き者で、ごく普通のオバサンが、犯罪者という烙印を押されたとき、本人は、そして家族は、どのように対処するのか?
例えばハリウッド映画ならば、ヴェラか家族か、それとも有能な弁護士が、富者と貧者に不公平な社会に、理不尽な法律に一矢を報いるストーリー展開にするだろう。しかし徹底したリアリスト、マイク・リーは決してそんなことはしない。
家族愛を失うことはなかった。それは救いだが、刑務所の階段を上がるヴェラ・ドレイクの足取りは余りにも重い。団地の階段は、あんなに元気に上がっていたのに・・・やるせない映画である。
正直マイク・リー監督の映画は、あまり好きではない。あまりにリアルなので、映画を見ている感じがしないからだ。今回のイメルダ・スタウントンも「演技」という範疇を遥かに超え、ヴェラに成り切っている。夫のフィル・デイビス、娘のアレックス・ケリー、その婚約者のエディー・マーサン、皆映画の中で生きている。そういう意味では、マイク・リーの演出術には脱帽せざるをえない。
製作:2004年 仏・英・ニュージーランド
監督:マイク・リー
出演:イメルダ・スタウントン/フィル・デイビス/ダニエル・メイズ/アレックス・ケリー/ジム・ブロードベンド
発売日:2006年2月24日
善良で働き者で、ごく普通のオバサンが、犯罪者という烙印を押されたとき、本人は、そして家族は、どのように対処するのか?
例えばハリウッド映画ならば、ヴェラか家族か、それとも有能な弁護士が、富者と貧者に不公平な社会に、理不尽な法律に一矢を報いるストーリー展開にするだろう。しかし徹底したリアリスト、マイク・リーは決してそんなことはしない。

家族愛を失うことはなかった。それは救いだが、刑務所の階段を上がるヴェラ・ドレイクの足取りは余りにも重い。団地の階段は、あんなに元気に上がっていたのに・・・やるせない映画である。
正直マイク・リー監督の映画は、あまり好きではない。あまりにリアルなので、映画を見ている感じがしないからだ。今回のイメルダ・スタウントンも「演技」という範疇を遥かに超え、ヴェラに成り切っている。夫のフィル・デイビス、娘のアレックス・ケリー、その婚約者のエディー・マーサン、皆映画の中で生きている。そういう意味では、マイク・リーの演出術には脱帽せざるをえない。
製作:2004年 仏・英・ニュージーランド
監督:マイク・リー
出演:イメルダ・スタウントン/フィル・デイビス/ダニエル・メイズ/アレックス・ケリー/ジム・ブロードベンド
発売日:2006年2月24日
by movrev | 2006-02-27 19:59 | 標準点クリア
